こんにちは、ふろいどです。
私はシステムエンジニアとして会社勤めをしているサラリーマンなので、ニュース等で新しいビジネススタイルを取り入れた会社の話題があると気になって見てしまいます。
今日はこんなニュースが私のアンテナがひっかかりました。
スナック菓子メーカーの最大手 カルビーで、社員が決まった座席を持たずに空いた席に座って仕事する、「フリーアドレス」を導入したというお話です。
フリーアドレスといえば、GoogleやYahooなどのIT企業でさかんに導入されているイメージですが、wikipediaによると、1987年3月に清水建設・技術研究所で世界で初めて導入されたのだそうです。意外にも日本発祥だったんですね。
フリーアドレスのメリット
フリーアドレスのメリットは一般的に以下のようなものが挙げられます。
- 事務所の省スペース化、設備のコストダウン
- コミュニケーションの活性化
- 整理整頓の促進
コミュニケーションについては確かに頷けますね。
旧来の部署ごとに島があって席が固定されている事務所だと、他部署の人間との関わりが乏しいですし、ましてや業務上の関わりが無い人と話す機会も無いでしょう。
一昔前までは喫煙所でのコミュニティがそうした役割を担っている部分があって、人によっては喫煙所で仕事の話を纏めてきたりという事もあったのではないでしょうか。
私はタバコは一切吸わないので、あまり良い習慣だとは思ってはいなかったのですがね。
整理整頓の促進もあるでしょう、毎日帰宅前に完全にお片づけしなければいけないですからね・・・デスクが書類にまみれてる私とはえらい違いです。
あとは、情報共有や引き継ぎを皆が意識するようになるのではないでしょうか。何せ同じ部署の人間と言えども同じ場所に集っている訳ではないですからね。
メリットはかなりあるように感じます。
フリーアドレスのデメリット
一方、デメリットの方ですがこちらもありますよね。
- 業務のIT化が必須
- チーム内の意思疎通が密に必要な業務では逆に非効率に
- 人見知りな人にはプレッシャー
フリーアドレスって業務がIT化されている事が大前提ですよね。紙で書類の決裁とるスタイルの業務だと、かえって非効率になってしまうでしょう。
密に意思疎通が必要な業務ではチームメンバーが1箇所に集合しないフリーアドレスでは非効率な場合もあるでしょう。私がやっているシステム開発なんかも該当しますね。
運用が大事
フリーアドレスは自由である分、運用が大切なようです。
カルビーでは席が固定化しないようにダーツで席を決めているそうです。
一人で集中して仕事をしたいとき、周囲とコミュニケーションをとりたいとき、ミーティングをしたい時などのシチュエーションに合わせたエリアを用意しているみたいですね。
そうした運用もセットで導入するのであれば、どのような業種でもある程度メリットはありそうですね。
色々と乗り越えるべき問題はありそうですが、何より職場のコミュニケーションの活性化が図れるという点で、個人的にはとても効果がありそうに感じます。
フリーアドレス、あなたの会社では導入できそうですか?
それではまた