こんにちは、ふろいどです。
今日、大手電機メーカー 富士通で全社員を対象にテレワークを導入するというニュースがありましたね。
自宅で勤務「テレワーク」 富士通、全社員対象に導入 :朝日新聞
在宅勤務やテレワークといった言葉は出て久しいですが、大企業でも導入の兆しが出てきましたね。
そんなわけで、今日はテレワークについて考えてみたいと思います。
テレワークってどんなもの?
一般財団法人 日本テレワーク協会のHPによると、テレワークの定義は以下のように書かれています。
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
※「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語
なんとテレワークは tele と work を組み合わせた造語だったんですね!
要はPCを使って家で仕事するスタイルの勤務形態を指しているのですね。
試しに「テレワーク」「求人」などのキーワードで検索すると、わんさか出てきました。アルバイト程度の求人であれば、既に世の中に当たり前に存在しているということでしょうか。
しかし、今回の富士通のように大手企業で全社員を対象に導入する事例はまだまだ少ないそうです。
テレワークのメリット
私も会社員ですので、ここでは既存の企業が社員向けにテレワークを導入するケースを考えてみましょう。
1.通勤時間・通勤手当の無駄がなくなる
直接的な効果のほか、二時的な効果として、渋滞の軽減、大気汚染の減少、節電など、移動に伴うエネルギーの節約も期待されているそうです
2.働く時間や場所を自由に選べる
これはもう、サラリーマンの気分転換といったレベルのメリットもありますが、子育て・介護で自宅を離れられない人や、障害者の雇用に繋がります。
少子高齢化による労働力の減少対策として、労働力確保のためにテレワークが期待されているのですね。
テレワークの問題点
これもまぁ、少し考えただけでも色々と出てきますよね。
1.労働時間の管理が難しい
テレワーカー達は自己管理が必要となってきますが、大抵の人はやはり労働時間が長くなる傾向になるのではないでしょうか。現在問題になっている長時間労働を助長する事にもつながりかねません。
2.情報漏洩のリスク
パソコン1台あればどこでも仕事ができるという事になると、カフェや図書館など公共の場で仕事する人も出てくるでしょう。PCの盗難や、データを盗み見られる事も考えられます。
ただ、これは情報インフラにセキュリティ対策を施して提供することである程度回避可能なものではあるでしょう。
3.社員同士のコミュニケーションが不足する
これは如何ともしがたいかもしれませんね。
いかにコミュニケーションツールが発達してきたとはいえ、やはり直接顔を合わせて会話する事に勝るコミュニケーションはありません。
飲み会なんかもなくなりそうですね。そーーーれは一番困った(笑)
色々と問題はあるけれど
テレワークはやはり色々と問題はあるけれど、メリットが大きいですし、現代は会社に行かなくてもリモートで仕事をできるだけのIT環境は整っているので、やっぱり社会はテレワークを導入していく方向になっていくでしょうね。
かくいう私も年中在宅勤務というのは仕事が進まなくて困ってしまいそうですが、週2日程度を在宅ワークとするということであれば、大歓迎ですね。
会社で仕事していても、打ち合わせや差し込み業務が多くて自分の仕事に集中できないですし、会社から離れて仕事する時間は自分の仕事に没頭できる時間として使えそうな気がします。
我が家は幼児がいるので自宅で仕事するというのは無理がありそうですが、近所の図書館で仕事したら捗りそうだなーという気がします。
通勤時間が片道1時間。仮に週2日を在宅勤務とすれば、通勤時間だけでも週に4時間節約になります。
テレワークの段階的導入・・・私の会社もやってくれないかな。
それではまた!