こんにちは、ふろいどです。
中高年の皆さん、仕事は楽しいですか?
・・・楽しく無い方もたくさんいらっしゃることと思います。
中高年になると責任も増え、自分だけが頑張ってもうまくいかない仕事というのが増えてきますよね。
それでも、自分の人生の中の多くの時間を費やす事になる「仕事」。できれば楽しく、そしてうまくいくようにしていきたいものです。
今回は、そんなあなたにこの一冊をご紹介します。
書名 :仕事は楽しいかね? 著者 :ディル・ドーデン 著 野津智子 訳 出版社:きこ書房
これもまた、自己啓発本としては超メジャー本です。
ロングセラーを続けているだけあって、ビジネスマンの誰もが読んで気づきや元気をもらえる内容となっております。
あらすじ
大雪で閉鎖になった空港で、足止めをくってしまった35歳の”私”。
うんざりした気持ちでいたところに、偶然、老人”マックス”に出会う。
”マックス”が”私”に問いかけた「仕事は楽しいかね?」
日々の仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない”私”は”マックス”に今の自分が抱えている不満や問題をぶちまけてしまう。
マックスは”私”に一晩だけの講義を開始した・・・
この本の良いところ
この本の良いところは、前向きな気持ちにさせてくれることです。
目標をたたても何故うまくいかないのか?そんな経験をお持ちの方は多いと思うのですが、本書では目標通りにいかないことは「当たり前」とし、目標を達成することよりも、絶えず色々なことを試すことを説いています。
マックス老人が立てた唯一の目標、それは
明日は今日と違う自分になる
なんとシンプルな目標。
もちろん、モチベーションを保ち続ける事もまた大変なことではあります。
だけど、「うまくいかなくてもいいじゃないか、とにかく色々試してみよう」という前向きな気持ちにさせてくれる一冊です。
心に残った教え
本書では、世の中の成功者たちが最初から画期的な商品やサービスを産み出そうとしていたわけではない事。画期的なアイデアを持った特別な人間だったわけでは無いという事を説いています。
では何が凡人たる我々と違うのか。
この本の中で私が一番心に残った教えはこれでした。
もし宇宙が信じられないような
素晴らしいアイデアをくれるとして、
きみはそれにふさわしいかね?
仕事は楽しいかね? 第11章より
いやぁ〜、まったくそうですね。
金儲けの種はそこらじゅうにあるのかもしれません、ただ、それに気付いて実践するか・・・しないか。
大多数の人はしないですよね。
気づいた事をとにかく行動に移す事、それが成功するための唯一、絶対に必要な手段だという事を本書では教えてくれるのです。
もちろんん、そうして起こした行動のうち多くは失敗に終わるでしょう。
でも、
「試して失敗したっていいじゃないか、色々な事をやってみよう!」
本書はそんな気持ちにさせてくれ、読後に前向きな気持ちにさせてくれます。
仕事に行き詰まっている方、自分の現状を変えたいんだけど踏み出せない方、そんな方に読んでいただきたい一冊です。