【書評】「サラリーマンのままで副業1000万円」

書評

こんにちは、ふろいどです。

いつもこのブログに書いているのですが副収入の道を模索中のワタクシ。
前回読んだ右田正彦さんの「完全ひとりビジネスを始めるための本」に続いて、Amazonほかネット上での評価が上々な本書を手に取りました。
色々とためになる内容、気付きがありましたので感想を書いてみたいと思います。

書名 :サラリーマンのままで副業1000万円
著者 :栗林 篤 著 
出版社:WAVE出版

本の概要

サラリーマン時代、年収290万円の源泉徴収を見て愕然とした著者が、試行錯誤を経て投資や副業で年収1000万円を得られるようになるまでの道筋を解説しています。
・節約でお金を貯める
・貯めたお金で株主優待銘柄をコツコツ買い集める
・さらに貯まったお金で空き家を買って再生して人に貸す
というアプローチで、サラリーマンとして働きながら副業で収入を上げていき、ミニマムリタイヤ生活(著者の造語)を実現するまでのステップが書かれています。

著者の栗林篤さんは優待×大家のハンドルネームでブログ「ゆうおお 優待大家の今日も勇住邁進!」も運営されており、株式や不動産投資の有識者として度々メディアに取り上げられている有名なお方。

この本の良いところ

強者と渡り合わない独自の視点

本書では、著者は自らのことを「真面目系残念な人」だったと書いています。
この真面目系残念で資本も能力も無いサラリーマンが生き残っていくために採った戦略がプロ級のいない世界で勝負するということです。

これは本書の収入を得ていく手段の中で徹底されており、株式投資・不動産投資双方に共通して採られている戦法です。
強者が狙う大きな利益が得られるようなターゲットを外し、利益が少なくてもコツコツと積み重ねて儲けていけそうな領域を狙っていきます。
こうした考え方は参考になりますし、自分のようなサラリーマンにもやり方次第で収益を上げられそうな領域があるんだという事に希望が持てました。
著者は自ら「能力が無い」と言っておられますが、自分が持っている強みと弱みを冷静に分析できる、かなり頭の良い方だと思います。

著者の人生観が描かれている

本書では全般にわたり著者の人生観や価値観が描かれています。
特に面白いのは、第6章に「経済的自由を達成したら何をするか」が描かれている点でした。
ワタクシなんかは20年のサラリーマン生活で消耗しきって、「あーつかれた、もうやめたい。会社に行かなくて良くなったらどんなに楽だろう」と夢を見ているわけですが、本書では夢のリタイヤ生活のその後を意識しておく事の重要性が書かれています。
せっかく夢のリタイヤ生活を手に入れても友達もなく、毎日食っては寝て・・・の生活では家族にも愛想をつかされますし、何より自分自身も楽しく無い。
本書では、経済的自由が見えてきたら、
お金以外のものを獲得するために時間を使うこと
を勧めています。
これってすごく大事なことですが、リタイヤ生活を目指す過程で気付くのはなかなか難しいのではないでしょうか。

こんな人にオススメ

正直、40歳過ぎで嫁と子供がいるワタクシには、本書に書かれている資産形成術をそのまま真似て実践するのは難しいと感じました。
しかし、本書には単に副収入を得る方法だけでなく、著者の「豊かな人生とは何か」ということに対する考えが書かれており非常に参考になりました。
20年も1つの会社で勤めてきたワタクシには見えてこなかった価値観ですし、仮に定年まで今の会社で勤め上げたとしても、定年後の人生はどうなるの?と考えると著者の言う「復収入」の道を会社員のうちから築いておく事は非常に重要だと思いました。

現在20代、30代で人生に迷っている会社員の方はもちろん、ワタクシのような中年サラリーマンにも「いろいろな生き方がある」という事を知るための一つのきっかけになると思います。

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