こんにちは、ふろいどです。
皆さんの職場にも、なんでもかんでもひっくり返す上司っていませんか?
せっかく検討を重ねて持って行ったのに、どうでも良い内容でひっくり返しされてやりなおし・・・あれって本当にモチベーションが下がるんですよね。
というわけで、今回の仕事あるあるは「なんでもかんでもひっくり返すなよ!」です。
ひっくり返す上司のパターン
ワタクシの経験では、なんでもかんでもひっくり返す上司のパターンって以下の3種類いると思います。
皆さんの職場にもこんな人、いませんか?
思いつきでものを言うタイプ
やっていく過程で確認した時は「良いんじゃない」と言ってたのに、いざまとめ上げて持っていくと「あーせい」「こーせい」とやり直しを求めてくる上司。
そんな事言ってなかっただろ!ってな事が飛び出してきてゲンナリですよ。
しかもその「あーせい」「こーせい」が重箱の隅つつくような内容だったり、単なる個人の好みだったりすると本当にムカッときますよね。
何がなんでも部下の言う事を認めないタイプ
これもありますね。
とにかく何か言わないと気が済まないというか、何でもかんでも自分の経験や考えに当てはめようとする上司。
自分は現場から離れて何年もたってるのに、現役バリバリの部下が纏めてきた案を自分の価値観に当てはめちゃって認めない。
こういう人って、部下がやった内容を「よくやった」とか「うまくまとめたな」という言葉を発する事は無いですね。その代わりに「俺が若い頃はよぉ(ここから長い)」の武勇伝を長々聞かされ更にゲンナリ
正論を振りかざして周囲の事を考えないタイプ
関係部署やお客様とスケジュールや役割分担を調整し、検討を重ねた上で纏まった案を最終的に上司に報告。
そこで正論を振りかざして、いとも簡単に計画を見直せという上司。
結局、関係部署にお詫び行脚して再調整・・・
時にはお客様と一度決めた事を引っ込めなければならず、お叱りを受ける。
自分がひっくり返した内容について関係各所に「すまんが見直しさせてくれ」とか根回しするなり動いてくれるなら良いのですが、こういうお方はなーんにもしない(笑)
現場は正論だけじゃ回らないですよ、何が正論かもわかった上で均衡計って調整してきたのに、簡単にひっくり返すってどういうこと?
自分が言われるだけならば良いのですが、周囲に迷惑をかけるという意味でワタクシはこれが一番堪えます。
ひっくり返す上司の共通した特徴とは
こういう何でもかんでもひっくり返す上司って、共通の特徴があるように感じます。
以下にワタクシの思う共通の特徴を書き出してみました。
自分では動かない
悪い意味で放任主義。
こういう人って「リーダーたるもの部下に任せなさい」的なリーダー論を変に解釈しているところがあって、自分では何も指示せずに丸投げ・・・いや、投げてすらいない(笑)くせに、部下が出してきた内容に難癖つけてくるんですよね。
外野なら仕方ありませんが、身内のくせに結果に対してだけあーだこーだ言うというのは最悪です。
どうでもいい事を指摘する
細かい事や、どちらでも実現可能な方法まで自分の考えに寄せたがりますよね。
任せたなら、細かい事は好きなようにやらせろよって思うんですけどね。
その拘り、自分の中だけで閉じているなら良いのですが、他人に強制するようになってしまうと本当に生産性を阻害するというか、組織に対して良い影響は何も無いですよね。
期限がきたら何故かアッサリ通る
あんなに「ダメだ、やりなおせ」「違う」と言って何回も差し戻ししたのに、何故か結果が変わらなくても期限がきたらアッサリと通っちゃうんですよね。
だったらあの拘りはなんだったの?(笑)
ただただ徒労というか、無駄な時間を過ごしただけ。
通っちゃうので我慢しますが、感情的にはこれが一番許せない。
そんな上司への対抗策
こんな上司って、いるだけで部下のやる気を奪うし、新しい考えの導入を妨げてますよね。かといって、部下は上司を選べないし、時にはこんな上司と仕事せざるをえないのも事実・・・なんとかうまくやり過ごす方法は無いものでしょうか?
ワタクシの経験上、こんな上司に対しての対抗策は上司の言ってる内容を全て肯定するってことです。
こういう上司は自己顕示欲が強いんだと思います。
自分はすごいんだぞ、こんな事考えてるんだぞっていうのを言いたくて言いたくてしょうがないのでは?
だから難癖つけられた時に「ちがうんです」と答えてはいけません(笑)
よほど180度違う事を言われたようなケースでなければ、まずは「そうですよね、わかります」と言って全面肯定しましょう。そして気持ち良く喋らせるのです。
しゃべり終わった頃には満足して、こちらの話も少しは聞いてくれる心の余裕ができているかもしれません(笑)
そのタイミングで「話は全面納得しました」としつつ、ここだけはひっくり返されると困るなぁというところを泣きついてみましょう。
上司はもう喋り終わっていい気分になっているので、「しょうがねぇなぁ」ってな形で認めてくれるかもしれません。
なんだか「あるある」というよりも処世術になってしまいましたね。
それではまた!