【書評】「心のブレーキの外しかた」もっと早く出会いたかった一冊

書評

こんにちは、ふろいどです。

ワタクシはこれまで心理学というものに興味が無く、そういった本は読んだことがありません。
結局は自分の決心次第というか、やりたいことがあるなら根性でやり遂げよう!としか思っていませんでした。
しかし、今の生活に「このままじゃいけない!」と思いながらも、何か新しい事に一歩を踏み出せない自分というのに悩んでおりまして、そんなワタクシにつける薬は無いものかとamazonを物色していたところ、本書に出会ったのです。

書名 :人生を変える!「心のブレーキ」の外し方
著者 :石井裕之
出版社:フォレスト出版

読んでみて・・・正直、もっと早く読んでおけば良かった!と思いました。
なぜ自分は変わりたいと思っても、変わることができないのか?
本書には、納得のいく答えが書かれていたのです。

変わりたいと思う自分を妨げる潜在意識

変わりたいと思っても、努力が長続きせずに変われない自分。
その答えが本書の第1章にいきなり書かれているのです。

身体は、急激な気温の変化から自分を守るために、できるだけ体温を一定に保とうとします。
暑くなれば発汗して体温を下げようとするし、寒くなれば身体を震わせて熱を出そうとします。
それと同じように、潜在意識も、急激な環境の変化から自分を守るために、できるだけ現状を維持しようとするのです。

第1章 「スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる」より抜粋

そうですよね。
自分の意識では「変わりたい」と思っていても、潜在意識は今の状態を「維持したい」と思ってしまうんですね。
それが貧乏であれ、体の調子が悪いのであれ、現在は現在でどうにか生きているのであって、これを変えるということに対して、潜在意識がブレーキをかけてしまうというのは、自分にも心当たりがあります。

ワタクシはこれまで努力が続かないのは単に怠け心なんだと思っていました。(それもあると思いますが・・・)
でも、言われてみると確かにそれだけではないんです。行動を起こそうとしても途中で怖くなったり、努力を続けているうちに何だかとても無意味な事をしているんじゃないかと思ってしまったり・・・
皆さんもそんな経験ありませんか?
それは潜在意識がフレーキをかけているからだと本書は説いています。
確かにそれはワタクシの経験上、非常に納得のいく話です。

最初の一歩が大事

だからこそ、最初の一歩はゆっくりと潜在意識を慣らすことが大切であると本書は説いています。
何かをできるようになりたいのなら、最初からフルパワーで勉強や練習するのではなく、最初は軽めにゆっくりと努力を始めて、少しづつできる自分に慣れていく。
いきなり大きな成果が出なくても良い、小さな成果が出ることによって変化する自分に潜在意識を慣らす。
潜在意識が慣れて勢いがつけば、やがて勉強や練習する自分を止めることの方が難しくなる。
それはそうですよね、もはや潜在意識は「勉強や練習する自分」を維持することに向いているのですから。

人間は一つの側面だけ成長することはできない

そして、ワタクシが一番ズガーンと来たのはこの話でした。

あなたの潜在意識の中には、たくさんの”あなた”がいる。仮に、-あくまでも仮にですが、百人の”あなた”がいたとする。
そして、その百人の中の、たとえば、”経済担当のあなた”だけが突き抜けて成長しようとする。
そうすると、他の九十九人の”あなた”が、経済担当のあなたを引きずり降ろそうとします。

第3章 「あなたの中にいる”たくさんのあなた”に心を配る」より抜粋

潜在意識の中では、”経済担当のあなた”だけではなく、”家族を大事にするあなた”や”健康を維持するあなた”も同じように存在していて、輪になって手をつないでいる。
だから、一人だけが突き抜けて成長しようとしても周囲は止めに入ってしまうんですね。
成長したければ、家族を大事にしたり、健康に注意を向けたり、自分の人生の他のファクターも成長させなければいけないと本書は説いています。

ワタクシはこれまで、何かをできるようになりたいと思ったら、その事だけをひたすら努力しようとしておりました。
でも、最初は良くても、やはり長続きしないことが多いのです。
本書を読んで、その理由がわかったような気がします。

この本を読んだからといって

この本を読んだからといって、それだけで人生が劇的に変わるというものではないかもしれません。
これまでの自分の生活様式や考え方を一挙に変えるということは、すぐにはできないでしょう。
だけど、これまで何故、変わろうとする自分を変えることができなかったのか・・・その大きなヒントが本書には書かれていると思います。

忘れっぽいワタクシは、本書を一度読んだだけでは、またすぐに忘れて元の生活に戻っていることでしょう。
だから、本書の教えを自分なりに実践しやすい言葉に直して書斎の壁に貼りました(笑)

心のブレーキの外し方 教訓!

「気分が高揚したら、その場で”行動”に変える!」これもまた、本書の教えです。

40代の今からでもできることはある!そう信じてチャレンジする気持ちを持ち続けたい。
そして、仕事だけではなく家族や健康にも気を配る自分であれ・・・という事を本書から学びました。

何をやっても長続きしない・・・そんな悩みを持たれている方にオススメの一冊です。

それではまた!

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